【最新】ストレスチェックサービス30選!価格・機能一覧表や集団分析の充実度を外部委託先ごとに比較

公開日: 最終更新日: 執筆:一般社団法人メンタルセーフティー推進機構

2015年に労働安全衛生法が改正され、常時50名以上の労働者を使用する事業場に年1回のストレスチェック実施が義務化されました。そして2025年5月には、50名未満の小規模事業場を含む全ての事業場への義務化が決定しました。また健康経営や人的資本経営の加速を受け、ストレスチェックサービスやシステムについても多様な変化を遂げており、自社の成長や変化に沿ったサービスやシステムを採用、適切なベンダーへ委託することは、制度の主旨である従業員のメンタルヘルス一次予防に直結する重要な要素といえます。当記事では、当法人がストレスチェックサービス・システムを網羅的にリサーチし、多数のサービスを分類ごとに整理してご紹介します。


 

💡 ストレスチェックサービス選定の鍵は「コスト」と「集団分析や事後措置の活用度」のバランス
  • 1主要30社以上のストレスチェックサービスについて、「価格・機能・サポート」という3つの軸に基づいた比較結果がわかります。
  • 22028年のストレスチェック全面義務化を見据えた小規模事業場向けの低コストプランから、専門医のコンサルティングが付いた手厚いプランまで、自社の目的に合わせた最適な分類方法が確認できます。
  • 3職場改善に直結する集団分析の精度やバリエーション、専門家によるフィードバックや課題解決(ソリューション)の有無など、失敗しないサービス選定の最終判断基準が整理できます。

ストレスチェックサービス・システム30選

 ストレスチェックサービス市場に存在するサービスは多様で、「ストレスチェックサービス型」「オンプレミス型」「健診管理システム付帯型」「人事労務SaaS付帯型」と大きく4種類に分類でき、それぞれ機能や得意領域が異なります。

ストレスチェックサービスとは?

労働安全衛生法に基づき、従業員の心理的な負担の程度を把握するための検査結果等(ストレスチェック制度)を支援するシステムや代行業務のことです。サービスの内容は、オンラインや紙での質問票の配布・回収、結果の自動集計、高ストレス者の判定など多岐にわたります。また、医師による面接指導の調整や、集団分析による職場環境の改善アドバイスを提供する場合もあります。企業にとっては、外部委託することで従業員のプライバシーを守りつつ、事務負担を大幅に軽減できるメリットがあります。

1. ストレスチェック実施サービス型(SaaS・紙実施)

 ストレスチェックの実施・管理に特化したクラウドサービスです。受検の準備から集計・集団分析・結果通知まで一連のプロセスをWebで完結できます。専業ベンダーが多く、制度対応に必要な機能が網羅されていることが特徴です。人事労務担当者や産業保健スタッフが「まずストレスチェック業務を適切に回したい」という場合に最適な分類です。ストレスチェックの法令対応を確実・効率的に実施したい事業場に最適です。料金・多言語対応・実施後フォローの充実度が各社の差別化ポイントになっています。

※当ページの情報は当法人が独自に調査し掲載しております。修正等をご希望の企業様はこちらからお問い合わせください。

▼ 各サービスの比較一覧表を見る(こちらをクリックすると一覧表が開きます)
サービス名 受検方法 主な対応設問 多言語対応 集団分析 高ストレス者対応 セキュリティ認証 料金目安(税抜)
アドバンテッジタフネス Web 57項目+独自設問 要問合せ 標準搭載 産業医・EAP連携 要問合せ 要問合せ
ソシキスイッチストレスチェックPRO Web・紙 57・80項目、独自追加可 15言語 標準搭載 産業医紹介あり Pマーク・ISO9001・ISO27001 基本料金 33,000円+260円/名(Web57項目)
ストレスチェッカー Web・紙 57・80項目 16言語 標準搭載 産業医紹介あり Pマーク 250円/名(Web代行プラン)・無料プランあり
CAPSストレスチェック Web 57項目 英・中対応 あり 産業医紹介あり ISO27001 基本料金 25,000円+500円/名(Web)
ドクタートラストストレスチェック Web・紙 57項目 7言語(紙版)・英語(Web) あり 産業医・保健師対応 Pマーク・ISO27001・ISO27017 要問合せ
ORIZIN Web(紙はオプション) 57・80項目、独自追加可 14言語以上 標準搭載 保健師・公認心理士対応 ISO27001 要問合せ
STRESCOPE Web 57項目+独自設問 要問合せ 標準搭載 精神科産業医監修サポート 要問合せ 要問合せ
Wemex ストレスチェック Web(英語対応) 57項目、最大100問追加可 英語 標準搭載 オプションあり 要問合せ 要問合せ
COCOMUストレスチェックサービス Web・紙 57項目(独自設問追加可) 英語ほか(紙版) あり カウンセラー連携 JAPHICマーク 基本利用料 20,000円+250円/名(Web)
Co-Labo Web・紙 57項目+独自項目 英語ほか7言語 あり 産業医紹介・BPO対応 Pマーク・ISO27001 基本料金 20,000円+要問合せ
HoPEサーベイ Web 57+23項目(80項目版) 英語 標準搭載 医師面接・EAPあり Pマーク・ISO27001 要問合せ
中災防ストレスチェックサービス Web・紙 57・80・90項目 6言語 あり(オプション) 産業医紹介あり 要問合せ 270~450円/名(会員価格・Web)
LLax forest Web 57項目+パルスサーベイ 要問合せ 標準搭載 職場改善支援あり 要問合せ 要問合せ
Wity Web 23~57項目+独自設問 要問合せ あり 面接指導連携 要問合せ 500円/名~

アドバンテッジタフネス

アドバンテッジタフネス
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント

アドバンテッジタフネス

業界大手エンゲージメント連携健康経営

アドバンテッジタフネスは、ストレスチェックを起点に組織改善まで一貫支援する最大手サービスです。独自指標「メンタルタフネス度」によって個人と組織のリスクを可視化し、エンゲージメントサーベイとの一体化も可能。生産性向上に直結する組織課題の把握から具体的な改善アクションまでをワンストップで提供します。EAP(従業員支援プログラム)との連携や、カウンセリング・産業医面談との連動も充実しており、従業員のメンタルヘルス対策支援のインフラ化や、ハイレベルな健康経営、人的資本経営に注力したい企業に選ばれています。

アドバンテッジタフネスの特徴
  • エンゲージメントサーベイとの一体運用が可能
  • EAPとの連携が充実
  • 企業・グローバル企業への導入実績多数

ソシキスイッチストレスチェックPRO

ソシキスイッチストレスチェックPRO
株式会社情報基盤開発

ソシキスイッチ ストレスチェックPRO

Web・紙面対応15言語対応機能豊富

ソシキスイッチ ストレスチェックPROは、東京大学発のヘルステック企業が提供するストレスチェック実施サービスです。2024年単年で4,800社・150万人の利用実績を持ち、継続率は94.6%に達します。Web版・紙版の両対応で、15言語の多言語受検が可能。集団分析レポートは経年比較・業界平均比較が可能で安全衛生委員会などへの説明資料として活用できます。過去5年分のデータ保管と労働基準監督署提出文書のひな型提供も標準機能に含まれています。

ソシキスイッチ ストレスチェックPROの特徴
  • 実施者代行・産業医紹介オプションあり
  • 57項目版・80項目版
  • 他社からの乗り換えで初年度半額

ストレスチェッカー

ストレスチェッカー
株式会社HRデータラボ

ストレスチェッカー

無料版あり16言語対応低価格

ストレスチェッカーは、官公庁・大学・病院・上場企業を含む約10,000社・年間受検実績200万人という国内最大級の導入実績を誇るサービスです。従業員500名未満の企業であれば、日本語・英語対応・集団分析レポート付きのWeb受検プランを無料で利用できる点が大きな特徴です。有料のWeb代行プランでは57項目・80項目いずれも1名あたり250円(税込275円)という低価格を実現しています。実施画面の文言変更・メールアドレスなしでの受検・共有PCでの受検など、多様な職場環境へのカスタマイズ対応も可能です。

ストレスチェッカーの特徴
  • 500名未満は無料プランあり
  • 16言語対応
  • プレゼンティーイズム測定機能あり

CAPSストレスチェック

CAPSストレスチェック
CAPS株式会社

CAPSストレスチェック

フルサポート最短1か月納品ISO取得

CAPSストレスチェックは、医療法人社団ナイズと連携した信頼性の高いストレスチェックサービスです。健康アドバイザーの資格を持つ専属スタッフが担当として準備から完了までをワンストップでサポートします。Web受検200名未満の場合、受注から最短1ヵ月での納品が可能なスピード感も強みです。日本語・英語・中国語に対応しており、初めてストレスチェックを導入する企業が安心して利用できる体制が整っています。

CAPSストレスチェックの特徴
  • 専属担当者によるフルサポート
  • 最短1ヵ月納品対応
  • ISO27001取得

ドクタートラストストレスチェック

ドクタートラストストレスチェック
株式会社ドクタートラスト

ドクタートラストストレスチェック

フルサポートPマーク50名未満定額プラン

ドクタートラストストレスチェックは、産業医契約数全国No.1の実績(同社公表)を持つ健康管理専門会社が提供するサービスです。厚生労働省のストレスチェック制度マニュアル策定にも関与しており、官公庁や大手・中小企業など幅広い実業場で採用されています。受検実績は267万人超。産業医・保健師・公認心理師による実施体制が整備されており、集団分析から高ストレス者への外部相談窓口・カウンセリングまで、ストレスチェック後のフォローアップも充実しています。紙版では英語・中国語(簡体字)・ベトナム語・インドネシア語・ポルトガル語・ミャンマー語に対応しています。

ドクタートラストストレスチェックの特徴
  • 専任担当者による実施代行フルサポート
  • プライバシーマーク・ISO27001・ISO27017取得
  • 従業員50名未満向け定額プランあり

ORIZINストレスチェックサービス

ORIZINストレスチェック
株式会社ドリームホップ

ORIZINストレスチェック

14言語以上対応集団分析追加費用なしISO取得

ORIZINは、多角的な分析機能と高いコストパフォーマンスを兼ね備えたストレスチェックサービスです。導入事業所数1,500社超。厚生労働省推奨の57項目版に加え、エンゲージメントやポジティブ心理学を取り入れた80項目版も同一料金で利用可能です。健康リスクだけでなく因子ごとの結果・設問別回答傾向など多角的な分析に対応しており、集団分析は基本料金に含まれています。アジア中心に14言語以上をサポートしており、外国籍従業員が多い製造業・物流業にも対応しやすいのが特徴です。

ORIZINストレスチェックの特徴
  • 14言語以上対応(追加費用なし)
  • 集団分析が基本料金に含まれる
  • ISO27001取得

STRESCOPEストレスチェック

STRESCOPEストレスチェック
株式会社こどもみらい

STRESCOPE

精神科産業医開発リスク分析セルフケア充実

STRESCOPEは、精神科産業医の監修のもと開発されたストレスチェックサービスです。医学的知見とデータ分析を組み合わせ、生産性低下・離職・休職といったリスクの予測と要因の深掘りが可能な多角的分析が特徴です。集団分析レポートではストレス対策のプライオリティをランキング形式で表示するため、担当者が優先施策を判断しやすい設計になっています。受検者個人への具体的なセルフケア提案(動画・マンガ等のコンテンツ)も提供しており、組織全体の分析と個人へのフォローを両立します。

STRESCOPEの特徴
  • 精神科産業医が開発・監修
  • 休職・離職リスクの予測分析に対応
  • セルフケアコンテンツ配信機能あり

Wemexストレスチェック

Wemexストレスチェック
ウィーメックス株式会社

Wemexストレスチェック

柔軟なWeb受検方法追加設問集団分析豊富

Wemexストレスチェックは、受検設定・運用・管理・分析を管理画面上で一元完結できるストレスチェックサービスです。メールアドレスなしでPC・スマートフォン・タブレットからWeb受検が可能な設計は、個人メールアドレスを持たない従業員が多い事業場でも運用しやすい点が強みです。最大100問までの追加設問設定や、従業員からの問い合わせ窓口のアウトソーシングにも対応。集団分析では過年度データとの比較や部署・職位・職種などの人事データと紐づけた属性分析をグラフ・数値で可視化します。英語受検にも対応しています。

Wemexストレスチェックの特徴
  • メールアドレス不要でWeb受検可能
  • 最大100問追加設問対応
  • 過年度比較・属性別集団分析

COCOMUストレスチェックサービス

COCOMUストレスチェックサービス
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント

COCOMUストレスチェックサービス

継続率90%以上セミオーダー可能多言語対応

COCOMUストレスチェックサービスは、2011年のサービス開始以来、毎年2,500以上の事業所に導入されてきた実績を持つセミオーダー型サービスです。継続率90%以上という高い満足度を維持しています。経験豊富な専任担当者が企業ごとに最適な設計・運用をサポートし、ストレスチェックの実施から集団分析・職場環境改善まで一連のPDCAをワンストップで支援します。Web版・紙版両対応で、多言語対応(英語ほか)、カウンセリング・研修といったオプションも揃っています。

COCOMUストレスチェックサービスの特徴
  • 2011年サービス開始のロングセラー
  • 継続率90%以上
  • セミオーダー設計で企業ごとにカスタマイズ可能

Co-Laboストレスチェック

Co-Laboストレスチェック
株式会社ヒューマネージ

Co-Labo

利用者数年間60万人以上人材開発への展開可高セキュリティ

Co-Laboは、ストレスの有無・原因にとどまらず「ストレス対処力(コーピング)」「回復力(レジリエンス)」「ソーシャルスキル」までを測定できる独自設計のストレスチェックツールです。4万件を超えるデータをもとに科学的に開発されており、人事異動・研修計画などの人材開発に活用できる情報を提供します。年間60万人以上の受検実績を持ちます。操作説明会・個別相談会・BPO(運用設計・設定代行)などの人的サポートも充実しており、中小企業から大企業まで幅広く対応します。英語ほか7言語に対応しています。

Co-Laboの特徴
  • コーピング・レジリエンス・ソーシャルスキルまで測定
  • 人材開発への活用が可能
  • プライバシーマーク・ISO27001取得

HoPEサーベイ

HoPEサーベイストレスチェック
MBK Wellness株式会社(保健同人フロンティア)

HoPEサーベイ

離職リスク測定80問標準対応高セキュリティ

HoPEサーベイは、1946年創業の保健同人社を前身とする保健同人フロンティアが提供するストレスチェックサービスです。厚生労働省推奨の57問に独自の23問を加えた合計80問で、従業員のストレス状態に加えて「離職リスク」と「生産性」まで可視化できます。Well-beingスコアや離職リスクなど多角的な組織分析が可能で、部署・年代・性別など様々な切り口でのレポート作成に対応しています。高ストレス者への医師面接・EAPカウンセリング、職場環境改善コンサルティングなど実施後のフォローアップも充実しています。

HoPEサーベイの特徴
  • 離職リスク・生産性を可視化する独自分析軸
  • 80問標準対応
  • プライバシーマーク・ISO27001取得

中災防ストレスチェックサービス

中災防ストレスチェックサービス
中央労働災害防止協会

中災防ストレスチェックサービス

90項目まで対応6言語対応リーズナブル

中災防ストレスチェックサービスは、労働安全衛生の専門機関として長年の知見を持つ中央労働災害防止協会が提供するサービスです。標準版57項目・80項目版・総合版90項目と設問数の選択肢が幅広く、企業のニーズに応じた導入が可能。Web受検と紙受検の両方に対応しており、6言語に対応しています。会員価格を利用することで一般価格よりも低コストで実施できます。行政機関・公的機関への信頼性を重視する事業場にも適しています。

中災防ストレスチェックサービスの特徴
  • 90項目版まで対応
  • 会員価格で低コスト実施可能
  • Web受検一般価格300〜450円/名(設問数により異なる)

LLax forest(リラク フォーレ)

SOMPOヘルスサポート株式会社

LLax forest(リラク フォーレ)

エンゲージメントサーベイとの一体運用セルフケアコンテンツ豊富SOMPOグループのサポート体制

LLax forest(リラク フォーレ)は、SOMPOグループが開発したエンゲージメントサーベイとストレスチェックを組み合わせたサービスです。2023年4月にはパルスサーベイが追加され、月次の簡易アンケートによる継続的な組織状態の把握も可能になりました。集計結果をイラスト・偏差値・ランクで表示するため、職場の特徴や課題が特定しやすいビジュアル設計が特徴です。100種類以上の動画やコラムを個々の分析結果に合わせて配信するセルフケア支援機能も搭載しています。導入実績は850社以上です。

LLax forest(リラク フォーレ)の特徴
  • エンゲージメントサーベイ・パルスサーベイとの一体運用
  • セルフケアコンテンツ100種類以上
  • SOMPOグループのサポート体制

Wity(ウィティ)ストレスチェック

Wity-ウィティストレスチェック
株式会社ユナイテッド・ヘルスコミュニケーション

Wity(ウィティ)

シンプルな料金体系心理学に基づく設問設計eラーニング連動

Wity(ウィティ)は、最新の心理学的知見を活用した設計が特徴のストレスチェックサービスです。厚生労働省推奨の57項目版に加え、UHCオリジナル尺度による設問にも対応しており、1名あたり500円〜という価格でストレスチェックの実施から社員の継続的なフォローまでワンストップで提供します。面接指導への連動やe-ラーニングとの組み合わせにも対応しており、ストレスチェックを職場改善・人材育成の起点として活用したい事業場に適しています。

Wity(ウィティ)の特徴
  • 500円/名〜というシンプルな料金体系
  • 最新心理学に基づく設問設計
  • 面接指導・e-ラーニング連動

2. ストレスチェックシステム提供型(オンプレミス・パッケージ)

 大規模事業場やシステムのセキュリティポリシーが厳格な企業・公的機関において、社内サーバーへのインストールやオンプレミス環境での稼働が求められるケースに対応したシステム群です。クラウドを利用できない場合や、既存の人事・健康管理システムとの深いデータ連携が必要な場合に適しています。

ストレスチェックシステム一覧・比較表

サービス名 提供形態 主な対応設問 集団分析 特徴
e診断@心の健康 クラウド・オンプレミス 57・80項目 あり 富士通社内での豊富な実績/職場の強み・課題・活力状態を多角的に把握
メンタルチェック@クラウド クラウド・オンプレミス 57項目 あり SMS(ショートメッセージ)利用可/ASPの他、オンプレミスでの提供可能
Self-Director クラウド・オンプレミス 57項目 あり クラウド・オンプレミス双方に対応しながら、メンタルヘルス総合パッケージとして利用可能
厚生労働省ストレスチェックプログラム オンプレミス(インストール型) 23・57項目 あり ストレスチェックを管轄する厚生労働省が提供するストレスチェックプログラム

※当ページの情報は当法人が独自に調査し掲載しております。修正等をご希望の企業様はこちらからお問い合わせください。

各ストレスチェックシステムの詳細

e診断@心の健康

e診断@心の健康|富士通
富士通株式会社

e診断@心の健康

クラウド・オンプレミス両対応自社内実績プロダクト化

e診断@心の健康は、富士通株式会社が自社従業員向けに開発・活用してきたストレスチェックシステムをプロダクト化したものです。クラウド型とオンプレミス型の両形態に対応しており、PC環境を持たない従業員向けには紙媒体でのストレスチェックサービスも提供しています。職業性ストレス簡易調査票(57項目)への対応に加え、職場の活力状態の把握や職場の強み・課題の分析など多角的な集団分析機能を搭載しています。従業員向けのレポート+セルフケアアドバイスの提供も標準機能に含まれています。

e診断@心の健康の特徴
  • 自社内での豊富な実績をプロダクトとして提供
  • クラウド・オンプレミス両対応
  • PC環境がない職場向けの紙媒体対応

メンタルチェック@クラウド

メンタルチェック@クラウド|エクスウェル
株式会社エクスウェル

メンタルチェック@クラウド

オンプレミス可SMS通知対応詳細組織分析

メンタルチェック@クラウドは、株式会社エクスウェルが提供するオールインワン型ストレスチェックソリューションです。SMS(ショートメッセージ)による各種通知や、紙版の「メンタルチェック@ペーパー」も併せて提供可能。ASPの他、オンプレミスでの提供にも対応。提携の日本メディメンタル研究所による「個別面接指導」「集団分析」所属部署単位での「詳細組織分析」も利用可能です。

メンタルチェック@クラウドの特徴
  • オンプレミスも可
  • 57項目ストレスチェック・集団分析に準拠
  • マルチデバイス対応・セキュリティ要件の厳しい環境に対応

ビーステージストレスチェック:Self-Director

ビーステージストレスチェック|ビーステージ
株式会社ビーステージ

ビーステージストレスチェック「Self-Director」

クラウド・オンプレミス対応メンタルヘルス総合パッケージ

ビーステージストレスチェック「Self-Director」は、メンタルヘルスの総合パッケージングサービスとして、カウンセラーによる組織の指導、個人カウンセリングや復職支援プログラム策定などを合わせて提供されています。クラウドサービス・オンプレミス双方の利用が可能であり、中堅・中小企業や病院にとどまらず商用サービスを目的としたクリニックやストレスチェック運営企業で広く活用されています。

ビーステージストレスチェック「Self-Director」の特徴
  • クラウド・オンプレミスに対応
  • 57項目・80項目に対応
  • メンタルヘルス総合パッケージ

厚生労働省ストレスチェックプログラム

厚生労働省ストレスチェックプログラム
厚生労働省

厚生労働省ストレスチェックプログラム

無料オンプレミス法令完全準拠

厚労省の無料プログラムは、法定の「職業性ストレス簡易調査票」に完全準拠し、コストを抑えて制度を導入できるのが最大の特徴です。自社PCにインストールして使うオフライン形式のため、機微な個人情報を外部サーバーに預ける不安がなく、セキュリティ面で安心です。受検から自動集計、集団分析、労基署への報告書作成まで一括管理が可能で、小規模な事業場でも法令遵守をスムーズに行える実用的なツールです。

厚生労働省ストレスチェックプログラムの特徴
  • インストールして利用(オフライン)
  • 導入コストを抑えつつ法令遵守を徹底
  • 小規模事業場に適したツール

3. 健診管理システム付帯型

 主に健康診断・特定保健指導・産業医面談管理など、従業員の身体的健康を軸とした健康管理プラットフォームにストレスチェック機能が搭載されているサービス群です。健診データとメンタルヘルスデータを一元管理することで、個人・組織の健康リスクを総合的に把握・活用したい企業に適しています。

健診管理システム付帯型ストレスチェック一覧・比較表

サービス名 受検方法 主な統合機能 ストレスチェック集団分析 多言語 セキュリティ認証 料金
ハピネスパートナーズ Web・紙 健診管理、未受診者リマインド、面談・保健指導記録管理、労基報告書自動作成、特殊健診項目管理 あり

対応(詳細は要問合せ)

ISO27001

ISO27017

初期費用+システム利用料金(従業員数によって異なります)
Carely Web 健診管理・過重労働対応・面談管理・ウェルビーイングサーベイ あり 英語 Pマーク・ISO27001・ISO27017 要問合せ
mediment Web 健診管理・産業医面談・労基署報告書作成・eラーニング・オンライン診療 あり 多言語対応 Pマーク・ISO27001 要問合せ
FiNC for BUSINESS Web(スマホアプリ) 健診管理・歩数管理・栄養管理・健康増進プログラム あり 要問合せ 要問合せ 要問合せ
Growbase Web 健診管理・面談管理・長時間労働管理 あり 要問合せ 要問合せ 要問合せ
Well-Gate Web 健診・ストレスチェック・勤怠情報の一元管理・休職リスク可視化 あり 要問合せ 要問合せ 要問合せ
first call Web・アプリ 健診・ストレスチェック・スポット産業医面談・オンライン医療相談 あり 要問合せ 要問合せ 要問合せ
Wellness Eye Web 健診管理・面談管理・24時間365日医療相談 あり 要問合せ 要問合せ 要問合せ

※当ページの情報は当法人が独自に調査し掲載しております。修正等をご希望の企業様はこちらからお問い合わせください。

健診管理システム付帯型ストレスチェック詳細

Growbase|ウェルネス・コミュニケーションズ
エムスリーヘルスデザイン株式会社

ハピネスパートナーズ

健診管理業務一元化特殊健診対応AI分析「EBHS Life」

ハピネスパートナーズは、健康診断結果・ストレスチェック・過重労働対策・産業医面談記録など、すべての健康データをクラウド上で一元管理できるサービスです。独自の健康分析指標「EBHS Life(エビスライフ)」を標準搭載しており、組織の健康課題の可視化から具体的な改善アクションの自動提案まで、データに基づいた戦略的な健康経営の推進を強力にサポートします。ストレスチェックはWeb受検と紙受検の両方に対応しています。セキュリティ面では、国際規格であるISMS認証(ISO27001・ISO27017)を取得しています。

ハピネスパートナーズの特徴
  • あらゆる健康データの一元管理
  • 独自の健康分析指標「EBHS Life」搭載
  • 国際規格のISMS認証(ISO27001・ISO27017)取得
Carely|iCARE
株式会社iCARE

Carely

健康管理業務一元化ウェルビーイングサーベイ搭載高セキュリティ

Carely(ケアリィ)は、健康診断・ストレスチェック・過重労働対応・産業医面談管理など、健康管理に関わる複雑な業務をクラウド上で一元化するサービスです。導入実績は700社以上。ウェルビーイングサーベイなど健康経営の実現を後押しする機能も搭載しており、データドリブンな健康経営の推進を目指す企業から注目を集めています。ストレスチェックはPC・スマートフォンなどマルチデバイスからWeb受検が可能で、英語にも対応しています。プライバシーマーク・ISO27001・ISO27017を取得しています。

Carelyの特徴
  • 健康管理業務の一元管理
  • ウェルビーイングサーベイ搭載
  • プライバシーマーク・ISO27001・ISO27017取得
mediment|メディフォン
メディフォン株式会社

mediment

健康管理ワンプラットフォームOCR対応eラーニング・相談窓口

mediment(メディメント)は、健康診断・ストレスチェック・産業医面談・労働基準監督署報告書作成など、企業の健康管理業務をクラウド上で一元化するサービスです。ストレスチェックはPC・スマートフォンから受検可能で、紙の健診結果はOCRでデータ化にも対応しています。医療通訳サポートにより外国人従業員への配慮も行われており、eラーニングや相談窓口など多彩な機能を搭載しています。プライバシーマーク・ISO27001取得済みです。

medimentの特徴
  • 健康管理業務のワンプラットフォーム化
  • OCRによる紙の健診結果デジタル化対応
  • eラーニング・相談窓口等多彩な機能
FiNC for BUSINESS|FiNC Technologies
株式会社FiNC Technologies

FiNC for BUSINESS

スマホアプリで健康データ一元管理健康増進トータルサポート

FiNC for BUSINESSは、スマートフォンアプリを通じて従業員の健康情報を一元管理するサービスです。健康診断・ストレスチェックの管理に加え、歩数・栄養・睡眠などの日常の健康データを統合し、健康増進までトータルサポートするのが特徴です。アプリの高い使いやすさを活かした受検率向上や、従業員のセルフケア習慣化が期待できます。導入実績は300社以上です。

FiNC for BUSINESSの特徴
  • スマートフォンアプリで健康データを一元管理
  • 健診・ストレスチェック+健康増進のトータルサポート
Growbase|ウェルネス・コミュニケーションズ
ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社

Growbase

健診・ストレスチェック・面談統合管理高い外部連携性健康経営推進

Growbase(グロウベース)は、健康診断・ストレスチェック・面談管理・長時間労働管理など、産業保健に関わる様々な機能を集約したクラウド型健康管理システムです。誰でも分かりやすいUIと自由度の高い機能で、健康経営を目指す企業の産業保健業務を支援します。外部システムとの連携性が高く、既存の人事・勤怠システムとのデータ統合にも対応しています。

Growbaseの特徴
  • 健診・ストレスチェック・面談・長時間労働を統合管理
  • 高い外部連携性
  • 健康経営推進サポート
Well-Gate|ヘルスケアテクノロジーズ
ヘルスケアテクノロジーズ株式会社

Well-Gate

休職リスク早期可視化健診・ストレスチェック・勤怠一元管理ソフトバンクグループ

Well-Gate(ウェルゲート)は、ソフトバンクグループのヘルスケアテクノロジーズ株式会社が提供する健康データ管理サービスです。定期健康診断結果・ストレスチェック・勤怠情報など、フォーマットを問わず従業員の健康関連データを一元化し、休職リスクのある従業員を早期に可視化します。企業独自の判定基準を設定することで対象者への適切な対応が可能です。24時間365日医療者に相談できるサービスとの連携も提供されています。

Well-Gateの特徴
  • 健診・ストレスチェック・勤怠情報を一元管理
  • 休職リスクの早期可視化
  • ソフトバンクグループの支援体制
first call 産業保健支援サービス|Mediplat
株式会社Mediplat

first call 産業保健支援サービス

健診管理ペーパーレス就業判定オンライン化オンライン産業医

first call(ファーストコール)は、産業医選任から健診管理、ストレスチェック、専門医相談までを網羅したクラウド型産業保健支援サービスです。健康診断管理機能では、結果のペーパーレス化や有所見者の自動抽出、産業医による就業判定までをオンラインで完結できます。煩雑な事務作業をデジタル化することでコストを削減し、従業員のメンタルヘルスケアと企業の健康経営をワンストップで強力に支援します。

first call 産業保健支援サービスの特徴
  • 健診管理のペーパーレス化
  • 就業判定のオンライン化・オンライン産業医サービス
  • 24時間医療相談
Wellness Eye|SBアットワーク
株式会社Mediplat

first call 産業保健支援サービス

健診管理ペーパーレス就業判定オンライン化オンライン産業医

first call(ファーストコール)は、産業医選任から健診管理、ストレスチェック、専門医相談までを網羅したクラウド型産業保健支援サービスです。健康診断管理機能では、結果のペーパーレス化や有所見者の自動抽出、産業医による就業判定までをオンラインで完結できます。煩雑な事務作業をデジタル化することでコストを削減し、従業員のメンタルヘルスケアと企業の健康経営をワンストップで強力に支援します。

first call 産業保健支援サービスの特徴
  • 健診管理のペーパーレス化
  • 就業判定のオンライン化・オンライン産業医サービス
  • 24時間医療相談

4. 人事労務・経理SaaS付帯型ストレスチェック

 本来の主体は給与計算・入退社手続き・勤怠管理などの人事労務業務や経理業務を担うクラウドサービスですが、ストレスチェック機能を付帯メニューとして提供しているサービス群です。既に人事労務SaaSを導入している企業が、追加コストを抑えつつストレスチェック義務に対応したい場合に適しています。ただし、ストレスチェック専業サービスと比べると、集団分析の深さや高ストレス者フォローの専門性においては機能の差がある場合があります。

人事労務・経理SaaS付帯型ストレスチェック一覧・比較表

サービス名 ストレスチェック機能の概要 連携している主な機能 特徴 料金体系
freee人事労務 健康管理 対象者抽出・案内メール・進捗管理・集団分析の自動化 給与計算・勤怠管理との従業員情報一元化 ストレスチェックと健診をfreee上で完結 要問合せ
ジョブカン労務HR 調査票配布・回答・結果確認・産業医連携まで一貫 勤怠・給与・入退社等ジョブカンシリーズとのデータ連携 ノンストップでスムーズな実施フロー 400円/名(労務HR標準機能内)
マネーフォワード クラウドサーベイ 性格傾向に基づくリスク検出・アンケート作成・集団分析 給与・勤怠・経費・会計等マネーフォワードクラウドシリーズ 性格特性データと組み合わせた分析が可能 要問合せ
SmartHR(ストレスチェック機能) 調査票配布・集計・集団分析・実施状況リアルタイム確認 人事データ・労務手続き・タレントマネジメントとの連携 SmartHR上の従業員情報をそのままストレスチェックに活用 要問合せ
HRBrain(ストレスチェック機能) ストレスチェックの実施・分析・高ストレス者管理 タレントマネジメント・360度評価・組織診断サーベイとの統合 人事データとの統合により組織課題を多面的に把握 要問合せ

※当ページの情報は当法人が独自に調査し掲載しております。修正等をご希望の企業様はこちらからお問い合わせください。

人事労務・経理SaaS付帯型ストレスチェック詳細

freee人事労務健康管理・ストレスチェック|freee
フリー株式会社

freee人事労務・健康管理 ストレスチェック

freee人事労務との従業員情報一元化業務自動化既存freeeユーザー向け

freee人事労務 健康管理は、ストレスチェックと健康診断に関するアナログ業務を自動化するクラウドサービスです。対象者の抽出・案内メールの送信・進捗管理・集団分析など、ストレスチェック実施に必要な業務プロセスをfreee上で一元化できます。freee人事労務と連携することで、給与・勤怠・入退社手続きに加え、健康管理データを同一プラットフォームで管理できるため、複数システムの使い分けによる二重入力・転記ミスを防げます。

freee人事労務・健康管理 ストレスチェックの特徴
  • freee人事労務との従業員情報一元化
  • ストレスチェックと健診の業務を自動化
  • 既存のfreeeユーザーが追加導入しやすい設計
ジョブカン労務HR|DONUTS
株式会社DONUTS

ジョブカン労務HR(ストレスチェック機能)

ジョブカンシリーズデータ一元化勤怠×ストレスデータ分析月額400円/名

ジョブカン労務HRは、労務管理システムにストレスチェック機能を統合したサービスです。システム上に用意された調査票の回答フォームを活用し、準備・配布・リマインド・集計・産業医連携までのプロセスをノンストップで実施できます。ジョブカン勤怠管理・ジョブカン給与計算など「ジョブカン」シリーズとのシームレスなデータ連携が特徴です。勤怠データとストレスデータを組み合わせた分析により、過重労働とストレスの相関把握にも活用できます。

ジョブカン労務HR(ストレスチェック機能)の特徴
  • ジョブカンシリーズとのデータ一元化
  • 勤怠データとストレスデータの組み合わせ分析
  • 月額400円/名(労務HR標準機能に含まれる)
マネーフォワードクラウドサーベイ|マネーフォワード
株式会社マネーフォワード

マネーフォワード クラウドサーベイ

性格傾向に基づくリスク検出マネーフォワードシリーズ連携人的資本経営支援

マネーフォワード クラウドサーベイは、性格傾向に基づくリスク検出が特徴のサーベイ・ストレスチェックサービスです。厚生労働省推奨の設問に加え、従業員の性格特性データを組み合わせることで、より精度の高いリスク分析が可能です。マネーフォワード クラウド給与・会計・経費などのシリーズプロダクトとのデータ連携により、財務・人事・健康データを統合的に活用した人的資本経営の推進を支援します。

マネーフォワード クラウドサーベイの特徴
  • 性格傾向に基づくリスク検出機能
  • マネーフォワードクラウドシリーズとのデータ連携
  • 人的資本経営支援
SmartHRストレスチェック|SmartHR
株式会社SmartHR

SmartHR(ストレスチェック機能)

SmartHR従業員情報をそのまま活用調査票配布〜集団分析を一貫管理タレントマネジメント統合

SmartHRは、労務管理から人事・タレントマネジメントまでをカバーするクラウド人事労務システムです。ストレスチェック機能では、SmartHR上に登録済みの従業員情報をそのまま活用して調査票の配布・集計・集団分析・実施状況のリアルタイム確認までをオンライン上で完結できます。SmartHRの従業員データ・人事情報と組み合わせることで、組織診断や人材管理との一体的な活用が可能です。

SmartHR(ストレスチェック機能)の特徴
  • 既存のSmartHR従業員情報をそのままストレスチェックに活用
  • 調査票配布から集団分析まで一貫管理
  • タレントマネジメントとの統合
HRBrainストレスチェック|HRBrain
株式会社HRBrain

HRBrain(ストレスチェック機能)

タレントマネジメント・360度評価・組織診断との統合人材データとの多面的組織課題把握人材開発一体活用

HRBrainは、人事・労務領域を幅広くカバーする統合型クラウドサービスです。ストレスチェックはタレントマネジメント・360度評価・組織診断サーベイ・パルスサーベイと統合的に提供されており、単体の実施ツールとしてよりも、人材データとの組み合わせで組織課題を多面的に把握・改善する用途に強みを発揮します。スキルの可視化・育成支援・コンディション把握など人材開発との一体的な運用を志向する企業に適しています。

HRBrain(ストレスチェック機能)の特徴
  • タレントマネジメント・360度評価・組織診断との統合
  • 人材データと組み合わせた多面的な組織課題把握
  • 人材開発との一体的活用

ストレスチェックサービス・システムの選定でよくある質問

Q1. 常時50人未満の小規模事業場ですが、外部のストレスチェックサービスを利用することは可能ですか?またメリットはありますか? +
可能です。50人未満の事業場ではストレスチェックの実施は努力義務ですが、外部サービスを利用して実施する企業が増えています。メリットとしては、従業員のメンタルヘルス不調の未然防止である一次予防に繋がるほか、自社のストレス状況を客観的に把握できる点が挙げられます。また、小規模事業場向けの助成金制度を活用すれば、費用負担を抑えて導入することが可能です。
Q2. ストレスチェックの外部委託サービスを選定する際、必ず確認すべき法的な要件やセキュリティ基準はありますか? +
以下の3点を確実に満たしているか確認が必要です。
(1) 労働安全衛生法の指針に準拠したシステムであること(標準的な57項目または80項目版の採用)。
(2) データの機密性が保持できるセキュリティ体制(プライバシーマークやISMS認証の取得、データの暗号化)。
(3) 人事権を持つ担当者が個人の受検結果を閲覧できないよう、厳格なアクセス制御がなされていること。
単に価格だけでなく、情報のファイアウォールがシステム上担保されているかが重要です。
Q3. ストレスチェックにおける実施者と実施事務従事者とは何ですか?外部サービスを利用する場合、誰がこれを担当しますか? +
実施者はストレスチェックを企画、管理する医師や保健師等の専門職で、実施事務従事者はその実務をサポートする事務担当者です。外部サービスを利用する場合、サービスの運営会社が提携する医師(産業医など)を実施者とし、運営会社のスタッフが実施事務従事者となって実務を代行するのが一般的です。なお、人事権を持つ社内の人間は、実施事務従事者にはなれません。
Q4. 外部サービスを利用すれば、法律で義務付けられている5年間の結果保存もすべて委託先に任せられますか?
データの保管業務を外部サービス会社に委託することは可能ですが、保存の法的責任自体はあくまで事業者(会社)にあります。そのため、委託先が安全に5年間データを保持し続ける契約になっているか、また、万が一その会社がサービスを終了または倒産した場合にデータをどのように回収するかを、あらかじめ規程や契約書(仕様書)で明確に定めておく必要があります。
Q5. スマートフォンや個人のPCから受検できるWebサービスを導入する場合、プライバシー確保のためにどのような注意が必要ですか? +
従業員が会社や上司に回答を覗き見られるのではないかという不安を抱かないよう、以下の配慮が必要です。
・個人のスマートフォン等から直接外部サーバーへアクセスし、ログインID、パスワードは本人にのみ通知される仕組みにすること。
・社内のネットワーク環境から受検させる場合でも、プロキシログ等で回答内容が特定されないよう、SSL/TLS暗号化通信が徹底されていること。
不信感があると正しい回答が得られず、受検率の低下にも繋がります。
Q6. 英語や多言語に対応したストレスチェックサービスはありますか?外国人労働者がいる場合の対応を教えてください。 +
多くの主要なストレスチェックサービスが、英語、中国語、ベトナム語、ポルトガル語などの多言語に対応した受検画面や調査票を用意しています。厚生労働省からも外国語版の標準調査票が公表されているため、委託先を選定する際は自社に必要な言語に対応しているか、翻訳に違和感がないかを事前に確認することをお勧めします。
Q7. 外部サービスから納品される集団分析結果を、職場環境改善に活用する際の注意点は何ですか? +
集団分析は原則として10人以上の集団で行う必要があります。10人未満の小規模な部署で分析を行うと、個人の結果が特定される恐れがあるため、本人の同意がない限り会社へ結果を提供できません。分析結果を活用する際は、部署ごとの仕事の負担や上司のサポートのバランスをレーダーチャートなどで視覚的に把握し、管理職向けの研修(ラインケア研修)とセットで改善を促しのが効果的です。
Q8. 外部サービスを利用してストレスチェックを実施した後、労働基準監督署への報告書(様式第6号の2)も自動で作成・提出されますか? +
多くのサービスでは、受検結果のデータを元に労基署提出用の報告書(OCR用紙の様式)を自動作成、またはシステム上でPDF出力する機能が含まれています。ただし、報告書を労基署へ提出する(あるいは電子申請する)最終的な手続きは、事業者(会社)自身で行う必要があります。サービス会社が代わりに提出まで行うことは原則できません。
Q9. ストレスチェックサービス導入の費用相場と、費用を抑えるために使える助成金について教えてください。 +
一般的なWeb受検サービスの場合、従業員1人あたり年間数百円(300円から800円程度)+初期費用が相場です。紙での受検(マークシート方式)を併用する場合は、印刷、郵送、データ入力のコストが上乗せされます。従業員50人未満の事業場であれば、独立行政法人労働者健康安全機構が実施している小規模事業場ストレスチェック負担軽減助成金などを活用できる場合があります。
Q10. 途中でストレスチェックサービスの委託先(ベンダー)を変更したい場合、過去のデータの引き継ぎでトラブルになりやすいポイントは何ですか? +
データの出力フォーマットです。前年度までのデータをCSVなどでエクスポートし、新しいサービスへインポートして経年変化を比較しようとした際、データの項目や集計基準(57項目版と80項目版の違いなど)が一致せず、過去のデータが綺麗に取り込めないトラブルが頻発します。ベンダー変更を検討する際は、解約時に過去のローデータ(生データ)をどのような形式で返却してもらえるかを事前に確認しておくことが必須です。

本記事は2026年2月時点の公開情報をもとに作成しています。各サービスの料金・機能・認証取得状況等の詳細は、各社公式サイトまたは問い合わせにてご確認ください。